手首の痛みで腱鞘炎を知る人も多いでしょう。パソコンが普及して、マウス腱鞘炎なんて言葉もできました。症状や、治療法、予防法について解説します。冷やすのか暖めるのか…。
手首が痛いなんてこと、ありませんか?腱鞘炎は、パソコンなどで、毎日繰り返し酷使する手首などに多く発症します。
違和感からはじまって、痒い感じになって、ひどくなると、常に痛みを伴った状態になります。
指の場合は弾発指(ばね指)といって、親指に多いです。
治療法は、第一に安静なのですが、仕事の場合、毎日のことなので、なかなかそうもいかず、どんどんと手首の痛みが増していってしまうということになります…。
まず、腱は、アキレス腱などの、筋肉の力を使える紐の様な物だと思ってください。そして、腱鞘というのは、腱の鞘(さや)、つまり、腱は、腱鞘の中を通っているのです。
腱鞘炎は、一般的に腱と腱鞘が繰り返しこすれることで、その摩擦によって炎症してしまうことです。
手首だけでなく、肘や足首など、いろいろな関節で起こり得ます。
パソコンで仕事をする人(マウス腱鞘炎)、育児で赤ん坊を抱きかかえるお母さん、漫画家、絵描き、小説家、ピアニスト…。
野球肘やゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)や、テニス肘(上腕骨外上顆炎)、なども、基本的にはは腱鞘炎と同じく、安静が大事です。
安静が大事だと言っても、仕事は毎日のことで、安静にできるんだったら最初から腱鞘炎になんてなりませんよね…。
赤ちゃんも抱っこしないわけにはいきません。
多くの人は痛みに耐えながら、日々の仕事をこなさなくてはなりません。
そんな場合に痛みを和らげ、悪化を防ぐには、テーピングが有効です。
テーピングすることで、動きを制限して、炎症部分が擦れるのを最小限に抑えます。
テーピングの方法はいろいろありますが、基本的に手首を固定してしまえれば、効果があります。
ただ、どうしても面倒なので、サポーターを使う方法もあります。
小林製薬の、アンメルツ医学サポーター固定は、600円程度で購入できるので、オススメです。
痛みに気が付いたとき、冷やすのがいいのか、暖めるのがいいのか迷ってしまう人もいると思います。
基本的に、痛めた直後などは、冷やす。慢性的な痛みには、暖める。と思ってください。
冷やすことで痛みが和らぎます。暖めることで、血行がよくなって、回復が早まります。
ただ、暖めたときに痛みが増すようなら、暖めないでください。
炎症部分のケアと同時に、もとの筋肉部分の疲労をとってやることも大事です。手首だったら、手首を動かす腕の部分の筋肉。これがいわゆる凝った状態になっていると、腱を引っ張っているのと同じことなので、負担がかかっています。
マッサージして揉み解してやると、いくらか痛みが引くでしょう。炎症部分をマッサージするのではないので、ご注意を。

痛みが取れてからは、ストレッチで筋肉をリラックスさせて伸ばしたりして、炎症の予防をしましょう。
適度な筋力をつけることも、予防になります。
また、パソコンをするときに、猫背の姿勢になっていると、自分の体重を支えるために、腕や、手首に負担がかかります。
首や肩、腰などの、背中の方の筋肉疲労を取り除くことで、猫背にならないようにしてやることも大切です。
こまめに休憩をとるのもとても重要です。まだまだ大丈夫だと思っても、反復運動は、こまかいダメージが蓄積されるものです。
少しでも休憩できるときに、休んでおきましょう。
ちなみに私は、マウスをやめて、ペンタブレットと、トラックボールにしたら、手首が痛くなることが減りました。^^